2018.04.23

四万十ポーク/高知県四万十町

生産から加工までブランド豚を展開

 


飼料や肥育期間にこだわってつくられた四万十ポーク。

 

高知県内で唯一、豚肉の生産から加工、販売までを手がけているのが、四万十町の四国デュロックファーム。常時12,000頭を育てる高知県最大規模の養豚農場を経営、自社のブランド豚、四万十ポーク・デュロックファームを加工し製品を販売するほか、飲食店も展開しています。こちらの豚はランドレース、大ヨークシャー、デュロックを交配させた三元豚です。

 


液状飼料を食べ、元気に育つ豚。

 

一番こだわっているのは飼料。「豚肉の味は7割が飼料、3割が銘柄で決まります」と代表理事の佐竹宣昭さんは話します。脂の甘みを引き出すために、自社キッチン内で米類、麦類、芋類、大豆などを使い、栄養バランスを考えながら独自に飼料を配合。パンや生麺、芋けんぴなど、副産物を様々な事業者から買い取り、加えています。液状飼料、リキッドフィードシステムを採用しているので、食欲の落ちる夏でも豚は元気にえさを食べるそうです。また、通常より約30日間長く、約210日間肥育を行っています。肥育期間内に飼料の配合や量を調整することで、旨みと脂の甘みがあり、サシがちょうどよく入った、やわらかくきめ細やかな食感の肉を作り出しています。

2016年4月に四万十町に加工直売所をオ-プン。衛生管理を徹底した最新鋭の設備でハムやソーセージ、パテなどに加工し、精肉とともに店頭で販売しているほか、直営飲食店のひろめ市場内の豚バルデュロック テキニカツやオンラインでも販売しています。最もおいしいといわれる農場出荷から5日前後のフレッシュな豚肉を届けています。直売所にはバーベキュー場も併設しているので、肉をその場で焼いて食べることができます。農場をブランド化し、町内の雇用を増やすことにも力を入れています。

 


「四万十ポークの脂の甘さを味わってほしいですね」と代表理事の佐竹宣昭さん(左)と工場長の川上幸司さん。

 


脂の部分をしっかりと焼くことで、より旨みが引き立つ。

 


ジューシーで甘みのある豚肉。

 

 

 

農事組合法人 四国デュロックファーム

高知県高岡郡四万十町八千数109

tel:0880-24-0229

http://duroc.jp/

 

 

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